犬のモウショ12

僕がそれまでの妹のことをどれだけ考え思っていたかは相当なものがあったと今でも思う。しかし妹がその時何を考えてたかを深く理解してたかというとそれはあやしい。妹が何かを苦しみ何を思ってたいたかそして何に克服しようとしてたかを自分は気付くことが…

犬のモウショ11

モウショがうちに来てそれから二年目の夏の始まりがきた。その年も二年前と同じく暑くなりそうな夏の到来だった。町には噂が流れていた。あの黒人の水兵が戻ってきているのだという噂が広がっていておばあちゃんとママとの間でもその話が出た。おばあちゃん…

犬のモウショ10

今までの話を少し補うと、チベットの仏説話ではそうした運命附けられた双子転成が何らかの理由でどちらかしか輪廻出来なかったとき、その失われた一方は程なくまた転成するのだということ、そういう教えだった。それとママが妹たちを妊娠したときママは肘を…

犬のモウショ9

おばあちゃんから聞いた話は奇妙な話だった。おばあちゃんはそれを妹出産の際の産婦人科医のそのお父さんから聞いたらしい。その病院はお菓子やさんの社員の定期検診する個人だけど大きな総合病院だった。その話によれば妹は最初から手が不具ではなかった。…

犬のモウショ8

僕のそんなおばあちゃんの思い出はそのおばあちゃんの僕への話し方に尽きる。おばあちゃんは僕に何か話をするときほとんどの場合僕の両腕のどちらかの肘を掴まえて顔を近づけてきて話かけるのが常だった。そんなときの話はママの話だったりパパの話だったり…

犬のモウショ7

ここでぼくらのおばあちゃん、ママのママについて触れておこう。僕にとっておばあちゃんは中々の手強い人という印象がある。ママがパパと結婚する前ママに好きな人がいてママは駆け落ちまでして自分の恋路を貫こうとしたらしい。ママのパパはその当時お菓子…

中国メンの疑

西寧にまで来ると中国本土とは違いますね。陸続きでも違います。安心して食べられるのは麺ってとこかな~一人気を吐いておる。 でもやはり別麺に食指が動く✨

中国旅館の謎

湯船がツタンカーメンの石棺化していた。旅館のマスコットキャラがいた。 湯船に入る階段があった。 縁やえにしを大事にしてるのが分かるけど少しうざかったが、こんなにたくさんの字体で表現することに頭が下がった(すぐ上げた)…🌠

あぁふるさとさんふるさとさん

ちょっと悲惨だ。昔の仲間と会うわけでもなく?でも知らぬ同士が小皿叩いてというのもあったしね~ 毎日動画 http://mainichi.jp/movie/?id=120079091

中国機内の怪

中国機~なぜか白黒映画やっていた。なぜか綱引きのシーンやっていた。 トイレの水出ないのかと思ったらここ押しなの優しい指示だった。 女のおばさんあっぱっぱの上から下の白パンチョロチョロしてたけどいきなりねだした。なぜかプライベートテレビがなく…

エフ法律事務所の圧倒的にくだらない(笑、事件簿その一

僕は地方の都市の場末で法律事務所を経営している。事務員一人の法律事務所だ。だから圧倒的に小さな法律事務所といえるだろう。あまりお客さんもついていない。その意味では今後も圧倒的に小さな事務所で有り続けるのかもしれない。大家さんが割りといい人…

同世代人の対話一

先日昔のボランティア団体の集まりに参加した。事務局をやってくれた校長先生を囲う集いだ。もう八十を越え今年になりガンの手術もされたそうだ。ハイの会というのはその先生の名前の一文字をとり、みんな少し若い男女が先生の言うことはハイハイと聞くとい…

犬のモウショ6

僕らが丘の上の廃墟に入ってみてから数ヶ月して何かの話でママとの間でママからあの人気のない家の怖さか不用心さの話が出た。一人では行ってはいけないとの話でであった。以前どこからか寄港した船の水夫が下の港町の飲み屋のホステスと仲良くなり、船を下…

犬のモウショ15(エンド)

1 その黒人の水夫が妹にしたことで結局は捕まらなかった。パパもママもモウショが死んだことを器物損壊で告訴することをためらった。ナイフを振りかざしたことは何にかの罪にあたったのだろうがそれも微罪で処理された。何よりも妹は上半身裸にされたいきさ…

ギリシャ美術についての一つの試論1

ギリシャ旅行したのはちょうど二年前だつただろうか?デルフイにもアテネから出かけていつた。糸杉の道をだらだらとすぎ深い谷の眺められる場所に出るとデルフイの渓谷が見られた。既に地図上の各建物や神殿、ぶきこ等はほとんど崩れ落ちているのだが、それ…

犬のモウショ5

僕らが移り住んでんきた北海道の町は坂の多い港街だった。町の中心のまっすぐな太い道を高く登り、振り返ると水平線が低くみえ、散歩に妹やモウショと出かけた時が夕刻だったりすると綺麗な夕陽が岩の間の海を赤く染めてることもあった。そんなとき妹はモウ…

魔都ロンドンの真実に迫る❗(笑)3

河上肇から始めますか。河上が近くのロンドンの墓地に行って持った感想というのは日本の墓地との違いからきたことで、それがわたしには前から引っかかつていました。河上は書く、これらの墓地は最近の死者のものか花に飾られ、今しがた訪れてる様子がありあ…

魔都ロンドンの真実に迫る❗(笑)2イギリスの合理主義と伝統主義の狭間について

なんかロンドンに来ると落ち着くんですよね、これは大都市でも東京とは違うんだな~もっともっと日本人に知らない街だし知らない言葉だし知らない風景なはずなのに、これって要するに人情というやつかしら、知ってる知ってるこの人情、どうしてここにあるん…

犬のモウショ4

妹には弟がいた。僕の弟とも言うべきなのかもしれない。ママが妊娠したときパパは今度僕らは5人家族になるみたいな話をしたことがある。でも出産が近づいて慌しくなったときおばあちゃんからなんかそうではないみたいな話を聞いた。両親が話さないことを祖母…

池田くんマイウェイ1

池田清吉が六十も過ぎ子供らに突然再婚を口にしたとき、みなは正直びっくりした。さらに清吉が嫁にしたいと連れてきた女性を紹介すると子供らは更に驚いた。「これはお前らのおかんとは違う。わいの嫁だけや」との紹介も可笑しかったが、「心配するな」の言…

中国人の自然志向2

最近の中国の国民の海外旅行政策の変化で若い男女ペアが日本を訪れる。その行き先は京都や東京など新旧を代表する都市だ。しかし黒部ルートとかも中国人はお気に入りらしい。直接聞いたわけではないから分からないが黒部などはダムの眺めなのかあんなダムが…

堀米庸三と札幌2

東京に戻り東大に勤め始めた頃の一シーンを書いた文章のなかに札幌の記憶に関するものがある。堀米さんが日本橋の今もあるか知らぬがぼなーるという喫茶店を訪れる。ボナールはフランスの画家で昔は結構流行った。ボナール自身は素朴な人で長年連れ添った嫁…

中国人の持つ自然志向1

百度という地図マップは中国に旅行する際には必需品である。彼の地ではGoogleマップは使えない。それで百度を使わざるを得なくなる。 その百度地図は日本にも使える。或いはヨーロッパで使えるのかもしれないがヨーロッパはGoogleマップで十分なので百度地図…

安倍首相の「こういう人たち」

アキバで安倍さんが選挙応援演説してる際に安倍やめろ的コールするその彼ら或いは集団にたいしこういう人たちに負けるわけはいかない。自民党はそういうことはしない…とのたまわった事件?について色んな見方ができるのだと知った。これを安倍さんが首相とし…

堀米庸三と札幌1

1東大の西洋史の教授だった堀米庸三先生(以下敬愛の気持ちは変わりませんが敬称は略します。というか恩師でもない人を取り上げるのは基本的に失礼なのかもしれないし、しかし何となく心ひかれるのは堀米先生が北海道を贔屓にしているのをやはりよしとする気…

犬のモウショ3

パパは東京で建築家として勤めていたことがある。しかし身体を壊し、ママの実家がある北海道のこのある程度大きな町に移ってきた。ママの実家は昭和の初めから続いてる菓子屋だったけどお兄さんがおじいちゃんの跡を継いでいた。そしてここで妹は生まれた。…

犬のモウショ2

モウショには右前足にハンデがあった。歩くときはそんなに目立たない。走ると右肩を落とすぎこちない走りになった。一生懸命に走るのは最初は見てておかしくてかわいいけど一緒に無理して走らなくてもいいよと抱き上げたくなる気持ちにさせた。妹は散歩して…

犬のモウショ1

僕のうちにモウショが来たのは夏の暑い盛りだった。妹がご飯を残し、それをどこかに運んでいく気配があったのをパパが感ずいて、隠れてご飯を運んでいく妹をつけてって近くの公園の側の壊れかけた家の中に入って行くのを少したって妹が出てきた後、妹にわか…

海外ツアーというのは4

今思うと、この浮きというのそうした同年代の夫婦とか個人としての参加の相違ではなかった。ある一人参加者は一人参加者だけのテーブルの時妻がもう死んでること、二人で定年後の居住先をバリにし既にコテッジも買っていたことを話してた。また内の誰かはイ…

海外ツアーというもの3

そもそも60過ぎてこの種のツアーに参加するとい人はそれなりに理由がある。このツアーはイタリアの主要都市とか著名な観光地は見た人向きのツアーかもしれず、又その年で夫婦で手掛けるというのはまだ現役世代だったときとは違うだろう。子育ても終わり旦那…

海外ツアーというやつ2

参加者は20名個人参加は男ばかり四名だった。あとは夫婦連れが10組くらい、女友達同士が何組か、全員自分より年上だと思う。 普通は若い夫婦とか若いオーエルとかいるもんだがいなかった。問題は個人参加という人とおしゃべりなというか元気な退職後の夫婦で…

海外ツアーというやつ1

最近は個人旅行よりツアーの客になることが多い。個人より面倒でない、でもツアーはやはり面倒でもある、そんなとこを書こう。 今年になって一発目は雲南だった。大理とか麗江などを回るが昆明は例のぺい線だけよっただけであまり雲南の美味は味わえないツア…

だからとだけどの間

五輪真弓の抱きしめてというのは不安の気持ちがあったけど男を徐々にすきになり、別れが来るかもしれない気持ちで、そのささやかな幸せにしがみついてたけど、男から俺たちやっぱり別れようと言われて、私はこんなにこの男を愛し手たのかを知る、けれど別れ…

五輪真弓の「だから」と「だけど」

五輪真弓は数々の好い歌を作り歌っている。中にはインドネシア辺りでは知らぬものがないという心の友のような名曲もある。正直それ程のヒットがあった訳ではない。大御所ではあるがメロディーとか歌詞が飛び抜けて新鮮というものではないように思う。まぁ淡…

安倍改憲3

三島さんの自衛隊の中での訓練の中での純粋な或いは至純な国防の人としての自衛隊体験は決して見るものを見ない結果ではないだろう。利用されることは百も理解した上での観察だろう。ここで脱線するが最近三島割腹の際の腹の傷が小さく死因の多くは斬首によ…

安倍改憲2

自衛隊の中には親自衛隊なのか嫌自衛隊なのかを分類するセクションがあるようで嘗て自衛隊の庁舎の中でセレモニーを企画した際(当時入っていた団体の為、そんな感じを受けた。自衛隊の存在を肯定的に捉える人かそうでないかに敏感な感じを受けた。それを超…

安倍改憲

嘗て三島氏の市ヶ谷突入にあっては激に自衛隊が現憲法下では存在が認知されておらず、謂わば私生児のような扱いでその存在を否定するその現憲法を力でもって変えようとする自分らに賛同し決起するものが自衛隊員の中に居ないのかとの呼びかけがあり、あのバ…

魔都ロンドンの真実に迫る?1、河上肇って

ロンドンに今回来るとき、前とまったホテルの近くに墓場があってバスでの帰り道興味あって降りその箇所(結構大きい、を散策?してみると、墓碑銘というのかin loving memory of 誰それと大抵書いてあったのを見ていた。愛する人の思い出をただ綴ったもの、日…