前に行かない日本人

終戦後なのだろか、日本人は前に進めなくなった。戦争前は国際環境悪くなれば打開策を講じる、或いは八紘一宇とか称して善くも悪くも前へ前へと国家を前進させようとした。そこには思想があったのだろうし天皇という存在が錦の御旗でそれを振りかざすのには方向性のある前進が必ず附随していた。オカノウエノ雲の方向があった。国内政治と国際政治とは両輪回ってた。それというのは常に天皇の聖断をあおぐため官僚閣僚が叡知を出してこの方向でとの方向性をだし朕は善きに計らえと判断下しその結果の前進だったんだろ。そのシステムが明治以降続き繁栄をもたらした。それが御破算となったのが敗戦か。そこから何も政治的なことはできなくナットゃた。やはりあの憲法の理念だけでは政治的に前へは進めなおよね。恒久平和主義は結構なことだがそれは単なる自己の現状肯定主義でしかない。病気にならないようにしてるだけで健康だと言っておるようなもんだ。