香港はいつになったら中国のものになるのか

今回、それほど時間をおかず香港に来たのは返還前の香港と最近来たときの香港とは微妙に違う、というか少し良くなって来てるのじゃないの、一体なぜという気持ちを持ったからで、なんか香港は返還されたことによって初めて香港のアイデンティティーを自ら感じ始めたのじゃないのかしらと思う気持ちも沸いてくる。その原因はおそらく英国的考え方とやはり英国のあり方と同じ人種の雑居性じゃないかと思う。案外百年支配というのは民族の骨格性も変えたのじゃないだろうか。だからといって中国が手をこまねいて見てる訳ではない。他のエリアに侵略し併合しているチベットカシュガルやああいう地方と同じように漢人を送り込み民族性を薄めて漢として統一してしまうのだろう。そう願ってるだろう。確かにほぼおんなじ民族なのだろう。しかし香港にはイスラムもいればインドもいる。また欧米人や日本人だって韓国人だっている。これらを簡単には排除できない、排除してさぁこれからは漢民族統一国家とは簡単に行かない。まぁ香港人の特徴は多国籍人との共有心というかそういう他人を巻き込んだ自治権なんだと思う。いわばアメリカのニューヨークみたいなことを夢見てるのが今の香港人だと思うけどね。