又もや麻婆豆腐に完敗


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今回ここに行った。11年前にも来たことがある。ダンキューという雑誌でその当時上海と成都の中国二大食都探訪とかの勝手な企画号があり、上海は安西水丸成都酒井順子で、美味しそうなこと書いてあった。それで個人的にどれどれと検証しに出かけていった。上海編はどうかなこの店というか変な店多かったのだけど成都酒井順子さんの言うことは正しいなと検証した。同行した陳建一の息子の何とかという人のアレンジも良かったのだろ。その中でこの紅杏酒店もあった。そして旨かった。雑誌掲載と同じもの食べたけど殆ど全部美味しかった。

今回成都に来るに当たって麻婆豆腐に挑戦したかった。陳建一といえばというか陳一族といえば親子代々日本に麻婆豆腐を広めたというか日本における四川料理のパイオニアだけど、それはやはり日本人の口に合わせてる。本場だからすべて良しとはしないが本場なもの食いたい。実はその回でないけど何度かここ成都で麻婆豆腐をその誕生の店とかで食べている。その度その度完食できなかった。辛すぎる。直前はツアーだったんだけど、中に辛くなくては麻婆豆腐👈ないという人がいてその人が注文してその人の口に合わせたもの出てきて中には食えた人もいるけど自分はその時もギブアップした。辛けりゃいいというものではない。旨味感じなきゃ料理じゃない。全くソレを感じなかったし、そういう辛さがうまいという人は全体の食の座標軸がズレているとまで思っている。その店にも普通辛さがあったらしく大抵の日本人ツアーはそっちを注文するらしいが前回はそういう経緯で辛すぎたので、この旅行の再訪したこの店ならと本当の姿明らかになるかなという期待でまぁ普通のありきたりの麻婆豆腐を食べようと思って来た。でも振り返ると麻婆豆腐を完食した覚えはないかもしれない。このレストランは幾品か頼んだけど殆ど普通の味で食べれた。それじゃ何とかなるかもと最後麻婆豆腐注文した。出てきた、食べた、辛かった。ドス辛かった!やはり本場四川の成都の麻婆豆腐には私は勝つ術を知らない。今回も完敗したわ!