あれ、これってあれ旅行記1

ギリシャに来ている。前回はデフォルトとか騒がれた二年半ほど前。相変わらず大柄で堂々の挙粗動作の彼らは古代ギリシャと何ら変わらない。神話を信ぜずギリシャ正教になってるだけ。でも昼も夜も歩いていて感じてくるある種の物騒さは彼ら体内から発する何かであり、時としてそれは束縛なき自由の民化すると、危険性ますのではないのかしらと思わすところある。まぁ益々の現代ギリシャ人の発展願うばかりだが、今回は前回であらカタ、アテネ市内見たので、ツアーでペロポネソス半島周りに出かけた。コリントス・ミケーネ・ナウプリオンエピダウロスという定番コース。英語解説が一パー位しか分からなかった。地球の歩き方大いに参考にした。そして前回も使った瀬川三郎先生の「ギリシャ」。これは戦前の紀行文だけどギリシャ愛に満ちているところがとても純粋、ピュア感齎す。文章もいい。誠実な人というのは一心に囚われた人だろうが、まさに彼はそういう人とお見受けし尊敬している。もっと読まれりゃいいのに。さて最初のコリントスは旧市内には行かず運河だけ、其処の近くの売店であれ?を見つけた。PAURとか表紙書かれてた冊子。あっそうか、ここがコリントびとへの手紙だがなんだか新約聖書に入れられてるパウロの書簡のその当の土地柄の所か。寺院があってそこには千の売春のお方が居られたという腐敗都市だったコリントか!運河なんて見てる暇ねぇよ、何だけど、異教徒の嘆息虚しく、イギリス人とかイタリア人とか(一部中国もいたけど、乗っけたバスは、ここ周辺をさしたる重要ポイントとは評価することなく、ミケーネに素早く向かっていった。まぁシュリーマンには負けるけどね。