あれ、これはあれか旅行記2

クレタのホテルに着くと先客が受付の男性と話していました。聞いていると受付の人はネイネイと相づちを打っています。終わって私のチェックイン、ネイってイエスの意味ですかと聞くとそうだとの答え。

それで昔、Nから始まる言葉というのはノーとかナインとか、否定辞が大抵でその種の言語が多い、だけど世界には例外があって三つの言葉が違ってる、と書かれた本読んだ記憶が甦って来ました。一つはハングル、ネイは誰もがしるはいそうだという意味。二番目も覚えてて佐賀弁、言語じゃなくて方言だけど、それゆえに印象的。佐賀弁でははいは「な~い」なのです。佐賀のおじいちゃんが店番してて他県のお客さんが来て○○有りますか?と聞いたら、あるのに「な~い」と答えたんでお客さん帰っちゃった。それで覚えてたし、それが頭に、強烈だから、三番目忘れてました。それがギリシャ語だったんですね。多分そう。

 

考えてみるとハングルとかギリシャ語って韓国人とギリシャ人しか使わない謂わば閉鎖された言語、日本語も同じようなものですよね。全然輸出できなかった言葉。そんな体系だからかなぁ?いや、キリスト教圏ではイエスは常に肯定されるから反対のノー系は必ずN始まりに固定されるとか?そうするとギリシャ語が一番特異なのかしら。分かりませんけど欠けてたリング見つけました。