西部さんの死の心理学

今回旅行するときに携帯した本のなかに西部ススムのファシスタ云々とかの標題の本がある。部分的にしか読んでないけど(少し読みにくい)子供の頃、障子に火をつけたエピソードが出てくる。祖母に消し止められたがその祖母から「この子は恐ろしか子ばい!」と罵られた話となっていっる。今回の自殺はその責任を「死をもって償う」に似ている。彼の特攻隊とかペリリュウ島の死守兵士への共感は尋常性が破壊されている。死に場所と死ぬ時節に固執がある気がする。さすが人びとはそれを見抜いてる。追従者はいないし、その様西部さんがわも配慮している。知性の最後なんてあっけない。あの世に持ってけないのは金ばかりでなく、知性だってあるよな。そんなもん増やしてもしょうがないのに、殖やそう殖やそうという輩がいる。まぁ彼の場合存分に他人に振る舞ったようだしな✨  金ばかりでなく知性も天下の回りものかもしれませんね。