女として落ち度のあるなしについて

ある女性ジャーナリスト(顔はきれいだけど実力は分からない)が酔わされて犯されて(但しそうは認定されず不起訴)その女性を某党の女性国会議員がなじり、そういう場合いいとししてるんだから、断りは最低限必要だと、それをしなかったのは「女として」「落ち度」があると物申したそうである。私は確かに落ち度があると言っても良いけど、それによって男の悪意が薄まらないのがこのケースだと思う。

 

女の女叩きは今に始まったことではないし、女が単純に結論を出す動物でなク意図的にどちらの結論でも時と風を見て出すもので、勿論この人も国の議員だからそうしたのだろうし自分のファンを大事にしたかったのだろ。彼女にとってこんなことの何れかの結論なんてちんけな問題なんだと思う。

問題はまさにそのちんけが絡む。男が女に酒を飲ます、泥酔してコウキ不能な状態にしてまでセックスするのが何が楽しいのかは本当は分からないけど、数の点とか射精快感とか美女征服とか、一般的性行為とは変わらないとか、そういうのが好きな人がいても何も可笑しくない。

問題は酒を飲ませた行為、それに応じたリアクション。レベル高い逃げ上手な人(プロのホステスとまでいかなくても)男を手玉にとれる女(それは正直無数にいるように私なんかも経験してる方だと思う)なら上手くごまかす。それができないのはその相手がその時点で好きなのか、バカなのか、初なのか、要はまぁシャ乱Qじゃないけどズルい女じゃない女だったんだろ。しかしそれが、その未熟さが落ち度でないとは言えない。世の中狼ばかり、赤ずきんちゃん気をつけてではないが注意義務を果たしてはいない。何度も振込み詐欺に引っ掛かるようなお人好しと同じように、お咎めされる余地は十二分にある。しかしそれでは女が咎め受けてる分だけ男の悪質度は軽減されるのだろうか。私はそうは思わないんだなぁ。

この男は女にどんどんお酒を勧めた。そして飲んだ。ろれつその他キョソ動作怪しくなった、寝込んだ、その一連の流れのなかで自分のチンチンを太く勃起させてもう少し、もう少しと、泥酔になれば抵抗なく、そのおチンチンを女性のワギナに突っ込める、という快感を(正直何が楽しいの?)膨らまして終始一貫やっている。自分で自分が分からないようにして、後で録画もないから証拠もなくして、その到達点を目指してる。そのどこに水とかで薄められるような言い訳の余地があるのだろう。やりたくてやりたくて、飲ませる行為自体にフルなチンチン勃起‥とワギナっ込みを夢見てたこの男のどこに女側の落ち度によって同情に値する要素が発生するんだろ。見当たらない。酔ったお前はみたくない、俺は帰るよと言えば伊集院静になれただろうにその反対の極地である。被害者にそれほど同情心はないけど、こんなゲスな奴がたくさんいる日本社会、それを擁護する女獄舎番人議員さん。然したるインパクトない問題だけど一応書いた。ついでにSanny 53 も読んでね