2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

妾の生涯弐

資料は4つの箱に収めてあった。やや大きな箱には訴訟書類などが入っていた。2番目の大きさの箱は彼女の属してたらしい「カルヴィンの友」という宗教団体の教父とのやり取りの書簡、小さな聖書、会合の案内等の心の来歴を示す書き物関係が入っていた。3番4番…

妾の生涯壱

預けられた資料がある。今はもうこの地上にいないある女性の資料である。いつ頃預かったかと想い返すと、多分この十年以内のことだろう。いや亡くなったのはその頃で、預かったのはもっと後だろうけど、無責任だが、預かった当時それ程関心は持たなかったせ…

女として落ち度のあるなしについて

ある女性ジャーナリスト(顔はきれいだけど実力は分からない)が酔わされて犯されて(但しそうは認定されず不起訴)その女性を某党の女性国会議員がなじり、そういう場合いいとししてるんだから、断りは最低限必要だと、それをしなかったのは「女として」「落ち…