2019-01-01から1年間の記事一覧

従姉の愛

叔母が高齢でなくなり、その簡素な葬儀で久しぶりに集まった親族の中で、一際輝くように高田陽一に見えたのは、喪主をつとめた従姉の久子であった。

衣縫う母は4

担当者は常に変わった。予約もないので、上手くすればその日の空き時間を教えもらい、それまでの間は他所で待つこともできたが大抵はその事務所でいつ呼ばれるのかと待っていた。前任から事務の引継ぎはなくて、その都度兄との関係、その委任状、を説明し、…

衣縫う母3

しばらく待つと自分の番が呼ばれた。相手担当者は男性だった。いくつか質問したかったがそれは簡単な事ではなく、持ってきた兄との関係を示す改正前原戸籍(これは高木の兄が何時上京し、その後渋谷区のマンションに移ったこと、その以前の移る前の元の町で…

衣縫う母2

その葉書というのは年金制度が変わった為に生じた変化に基づくものだった。高木の認識では以前は成人してから25年程保険料を支払わないと年金の受給資格がなかった。その法制が変わったらしくそれ期間未満でも少額だが受給されるようになった。高木はこれは…

ウズベキスタン紀行

ツアーでウズベキスタン来ている。4つの世界遺産がある。東に日本からの飛行機が着いたタシケントがあり、そこは近代化が目覚ましいらしく、そこは最後にしていきなり西に飛びヒバという一番目の世界遺産のある街を見て、徐々に東征してブハラそしてサマル…

衣縫う母は1

高木正行が休暇を利用して地元で車を借り方方を旅行した後、その目的で帰郷したその為の施設に着いて、建物の中に入ってみるとその年金事務所は意外に混雑していた。嘗て年金の杜撰な管理が問題となり多くの人が心配し騒いだ状況になって駆けつけた人も多数…

貴州料理?

前回の天津で味わった貴州料理のおいしさ、忘れ難くここ上海でも見つけた貴州料理店入りました。メニュー見ると何となく大型で多人数用、特に肉は山羊とか羊とか当たり前に出ています。ご飯系統で済まそうかなと一品、多分炒飯みたいなのだろと注文したら出…

近所開拓

なことやりながら蟹。

上海にて(漢字のデジタル、ひらがなのアナログ)

ホテルの朝食食べてると、中国人が漢字だけの文章読んでいる。固い感じがする。よくそれだけで文章読み取れるのかと感嘆もする。慣れてるとはいえ、要は漢字化すれば発音違うどのエリアでも通じるんだろ。結局中国文というのは世界の言語の主語述語目的語と…

零下の男1

親が気まぐれのように付けた四人の男の子の名前、数字を並べたようなその名前は息子たちにとりそれぞれ大きな不満を抱かせるものだったに違いない。

天津では海鮮も避けて通れません

等の虚しい会話を経て海鮮天津。

中国の美の概念

こうして葉脈をガラス板に嵌め込み其れを日常家事の中の居間に置物としておいてチラリ眺め和む中国人の感性の中には、生命の生存について仮相と見る見方と全くの永遠的生との見方の双方があり、一つ感傷を突き抜けたところが多分あるのだろうと思わす。

なかなか充実、天津のホテル飯

今回の米中(経済)戦争では中国は屈服するだろう。持って来るの忘れた日本製の白(なんで外国のしかも中国韓国の真似して黒流行る?24色作りやいいのに)で天津は大気汚染度抜群で、しかも平岸小爆発ならぬ天津と出たら大爆発もあったらしい怪しい都市らしい…

中国ではこんな小さな子がこのおばさんにバスの中で席を譲った。

蘭州ラーメン🍜パート2

ここのは大根の代わりチンゲン菜、チャーシューでなくて粒肉。ラー油多め。