少年時代の絶望感

今思い返せばというかそれよりも今突然感じたこの軽いだめだ絶望だ、という気持ち、これは幼いときに味あわった絶望感だなーということで、あの時の絶望感というのはとっても軽かった気がする。何かまたやれるさ、というのが裏側に付いていた。それはどういうことか思い返すと、やり直せれるということなんだけど、なんでやり直せると思ったかというと、運命とか事実というものが持続し続けるものでなく、変化しかねない、誰かが現れたり(多分それは親の場合が多いんだろうけど、助けるまで行かなくても子供だから救いに来てくれたり、そんな自分以外の存在への期待感があって、厚かましくも、それが実現したりしてくれるから、自分は不思議な力を持ってると錯覚できたのだろう。