2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

チベット論3

チベットというのは今から振り返ると宗教国家だったしラサは聖地の一つでなんとか大神院みたいな所では五体とうちするチベットピーポーが沢山いる宗教都市だった。イスラムのイランみたいな所かも知れない。ピーポーらの心の中には宗教感情が飽満しチベット…

チベット論2

成都の夕刻バスから見かけたのは公園に集う結構な数の中年から後年にかけた中国ピーポーの男女だった。それらのピーポーは集団で愉しげにダンスをしていた。音楽もかかってた。日曜日だったと思う、明日からの勤労があるか知らぬが、そこには厳然たる生の謳…

チベット論1

先日チベットのラサにツアーで行ってきた。まぁ死ぬ前チベットみとくのも良いかもなと前から思ってた✨あれは日韓併合みたいなやっちゃいけないこと感覚でもいた。中国のセイネイから青海鉄道ではいり帰りは空路成都によった。ツアー客9人のうち6人が一応軽…

息子の帰還1-2

彼の母親からのハガキには次のように綴られていた。「先日はお忙しい時間にお会い下さいましてありがとうございました。⭕が迷惑がっているとのお言葉に本当に情無い想いをいたしました。私は、三人の子供の皆が可愛いいのです。心配をかける積りは毛頭ありま…

だめだめ日本語論

橋本治+橋爪大三郎のだめだし日本語論の対談読んでると話者双方が橋で始まる名字だからどっちが言ったかわからなくなる。ここは百尺竿頭すすめて橋本は本と橋爪は爪と表記すべきじゃないのかね✨本さんと爪さんとの対談なんて大江健三郎の世界の登場者みたい…

息子の帰還1-1

彼と連絡が取れなくて二年ほどになった。僕は時間が経つにつれ心配になり旅に出た。九州のいなか町へであった。先日の豪雨が影響して道路は分断されていた。それでも近くの温泉があるその町には復旧が早かったのか幹線づたいの道を使って意外に短い時間でつ…

村田英雄の死ののちに

今日村田英雄おっちゃんの記念館に行ってきた。予想外に寂しい気持ちになった。現役でないしだからそれ程の大きさでもない。佐賀といえど唐津に近い場所、唐津市相知町にある。建物の趣から分かるけど元佐賀銀行の支店だったとこ。二百円入場料払って中に入…

泉靖一は北海道ともゆかりがあったのか。著者が伊東秀子とゆかりがあるのはどうでもいいけど。

<訪問>「忘却の引揚げ史」を書いた 下川正晴(しもかわ・まさはる)さん:どうしん電子版(北海道新聞)読んだけどというか読みにくくて読みにくくて泉靖一のことだけかきゃぁ良いのに余計事柄多すぎて閉口した。

泉靖一の青年性について

泉靖一は駒場に当時いたわけだから講義を聞こうと思えば何かあったのかもしれない。でもそれは文化人類学者として確立してた後だし表はインカとかの研究者でそんなに幅広いことなど分かっていなかった。その後で分かったのは彼がアルピノストで今の北朝鮮に…

三島vs福田1

福田恆存先生の子どもが親のことを書いている。その本を自分が読む関心は晩年の恆存を知らないことと、やはり最大関心は三島由紀夫事件前後の宿命的ライバルだった両氏があの時日本をどう思って眺めてたのか、そこには双方相当程度西洋文学の本質をこなして…

自発性

動物生態行動学なんだけどそれを分子レベルで研究している、おんとし九十にもならんとする大沢文夫先生の近時のキャッチはゾウリムシみたいな下等動物でも自発性があるというものだけど、何かチョイスするとき、いやこっちでなくあっち、と選択するのと(謂わ…

強い者と弱い者

本当に面白い福田恆存がいて泉靖一がいた両者の対談集にも取り上げられている「日本人の価値観について」というこの両者以外の人も参加してるのだけど、そこで福田恆存が強いものが勝って弱いものが負けるという生きのいい日本古来の価値観(それはもう西洋文…

昭和天皇の武士性について1

最近持ってたけど気にはなってたけど、長谷川三千子だったと思うけど(町子はマンガだし京子はなんか女優なんだろうし、NHKの経営委員を安倍シンパとしてチョと前就任し、最近の佐藤優の本でこの人物は野上弥生子の孫だと知った極右の人、さらば群青の野村耿…